2020年8月の楽寿園 小浜池に水戻る

三島駅南口からすぐの所にある「楽寿園」。富士山の雪解け水が湧き出るところであり、園内の小浜池は、以前は、湧水をたたえていたが、最近は、渇水で、池の底の溶岩がゴロゴロと見える状態になっていた。これはこれで、三島が富士山溶岩流の先端に位置することを再認識でき、見ものでもあるが、みしまびととしては、水のない池は少し淋しい。
それが、なぜかはわからないが、2020年8月には、水位が上昇し、明治に小松宮別邸として建てられて楽寿館が水面に姿を映す風景が復活した。
楽寿館は、「百年名家」でも取り上げられた京風建築の建物で、天井や襖、杉戸に装飾絵画を残す。
ジオ好きな方々には、園内に所々に残る縄状溶岩を探すのもお勧め。

小浜池に姿を映す楽寿館